社内研修
大規模災害発生時における高齢者施設のリスクマネジメント研修
8月度の研修は、
4月に行った‟ より良いケアを目指したセルフチェック”の項目ごとの解説と
「 大規模災害発生時における高齢者施設のリスクマネジメント研修」を行いました。
高齢者虐待に関するセルフチェックを行っていましたが、各項目ごとの解説を
詳しく聞く事ができ、理解が深まりました。
また、「これって虐待?」と感じた疑問を同僚や上司と普段から気軽に話し合える
風通しの良い職場環境は、チームアプローチの充実や組織としての問題解決力
の向上につながり、より良いケアにも結び付いていくので、
好循環を生む風通しの良い職場環境を一人一人の職員が意識しあう事が重要であるといえます。
外部のリスクマネジメント研修に参加した職員からの
「大規模災害発生時における高齢者施設のリスクマネジメント」の伝達講習では、
近年起きている災害のほとんどは、深夜から朝方にかけての時間帯に起きているとの説明があり
その時間帯は当然職員が少ない時間帯でもあり、停電している状況であれば、
暗闇の中で対応する事も考えられます。
また、災害時の安全への対応は、緊急避難であったり、
逆に施設内にとどまる等正しい判断が求められます。
正しい判断を下す為には情報が求められます。
停電が起き、施設内の電話・TV・ネットが遮断された場合の
情報収集手段や連絡手段も調べておくことが大切です。
( 東日本大震災時には、携帯の電話回線がパンクして携帯が繋がりにくくなった事例もあります。)
福井県では2月に大雪となりましたが、日本各地で地震や豪雨など災害が頻発しています。
いざという時に慌てずに対応ができるように、日頃からいろいろと備えや対応策、代替案を
職員同士で確認の意味も込めて話し合っておく事が大切ですね。
