社内研修
褥瘡対策と医療に関する知識についての勉強会
5月度の社内研修を22日に行いました。
今回の研修は、褥瘡対策と医療に関する知識の二本立ての研修です。
褥瘡予防と食事について、褥瘡予防委員会のT管理栄養士を講師に
褥瘡予防に必要な栄養素について学びました。
まず、褥瘡予防には‟ 食べる事”が大事であり、
タンパク質、ビタミン、ミネラル等バランスよく摂取することが大切です。
中でも、『 亜鉛』の不足が褥瘡発生リスクを高めるだけでなく、治癒遅延の原因にもなり、
さらには、不足により味覚障害も生じ食欲低下の原因にもなるそうです。
1日の摂取目安量は15mgであり、 亜鉛が多く含まれる食品は 牡蠣、 牛肉などがあります。
褥瘡(床ずれ)になった皮膚を再生させるためには、
姿勢を変え圧迫を無くすことやスキンケアなどの対処を行う事も大事ですが
予防、治療の面で栄養を十分に摂ることも大事であるとわかりました。
そして、もう一つ、介護施設における医療知識について、
ことぶき荘の看護職員を講師に勉強会を行いました。
事前に、職員に対して知りたい医療知識についてアンケートを取っており、
緊急時における対応など、介護職員が普段から疑問に思っている
医療知識、医療行為について説明がありました。
他にも、眠剤と安定剤の違い、見過ごしてはいけない病気の兆候、
正しい血圧測定の方法など、実演も交えて知識を深める事ができました。
今回の様に、時間を取って、じっくりと知りたい医療的知識を得られた事は
現場での連携や情報の共有においても大きなメリットになり、とても有意義な研修となりました。
T管理栄養士、看護職員の皆さん、研修資料の作成等、お疲れさまでした。(*^_^*)
2018/05/24
