おしどり荘(小規模多機能型居宅介護)
『夏の思い出会』
先月、おしどり荘の8月行事として、 『夏の思い出会』を行いました。
タイトルの通り、ご利用者の方々が、
昔どのようにそれぞれの ‟夏”を過ごされてきたか思い出して頂き、
実際にやっていた事を施設内で再現して楽しんでもらおうという企画です。(^o^)/
ご利用者の皆さんに、夏になると、どんな事をして楽しまれていたかを聞いてみると、
「 海に行きましたよ!」
「 海に行って、魚釣りとかしてました!」
「 浜辺で、スイカを割って、食べたりしましたね!」
「 スイカを食べる時、塩を少しふって食べましたわ、甘くなりますからね。」
等々、いろいろと思い出して話して下さいました。
いろいろと思い出して頂いた中で、
今回は、 『魚釣り』 と 『スイカ割り』を行うことになりました。
夏の思い出会の前日には、ご利用者の方と買い出しにも出かけました。
どのスイカが美味しいか、軽く叩いて音を聴いたりして選んで下さいました。
ご利用者厳選の中玉スイカを2個買いました。(笑)
他にも、行事に必要な物を買いに行きました。
昔より、いろんな物が売っていることに驚かれていました。
さて、夏の思い出会当日ですが、ご要望の 『魚釣り』は
本当の魚釣りをするわけにはいかないので、(^▽^;)
磁石を利用した 『魚釣り』で釣り上げた時の雰囲気を楽しんでいただきました。
『魚釣り』は、3分間の制限時間の中で、どれだけ多く釣れるかを競い合いました。(≧▽≦)
続いて、(模型の) 『スイカ割り』を行いました。
本当は、お一人お一人に割って頂きたかったのですが、
今回は、抽選で代表を選び、名前を呼ばれた方に割って頂きました。
最初に抽選に当たったUさんは、昔、農業をされており体力には自信がある方です。
数回、当たりましたが、なかなか上手くパックリと割れず「 代わりに誰か割って欲しい。」との事で次の方に。
次の抽選で選ばれたのは女性のTさん。
そこで、職員も加勢させて頂き、力を合わせてパックリと割ることが出来ました。(^○^)
割る際は、皆さんの 「よいしょー!」の掛け声が自然と出て、盛り上がり、
きれいに割れた瞬間には、ひと際大きな歓声が上がりました。(≧▽≦)
最後は、職員による本物の 『スイカ割り』です。目隠しもしていますよ。
すると、職員の抽選をする前に、 「私、やりたいぃぃ!」と立候補する職員が!(笑)
この職員は、小規模の職員の中でも、1番盛り上げが上手な方で期待通りの盛り上げをして下さいました。(≧▽≦)
会場では、「 こっちじゃない、あっちや!(笑)」「 まっすぐ、まっすぐ!」「 もうちょっと右や、右!」「 行き過ぎ、左や!」
など、職員の動きを見ながら、上手くスイカのある場所まで誘導し、ついに棒がスイカに当たりました。
パックリとは割れませんでしたが、大きくヒビが入ったので、良し!としました。(笑)
割ったスイカとは別に、きれいにカットしたスイカを皆さんで食べました。
ご利用者の方が選んで買ってきたスイカは、甘い!と好評でした! ☆彡
また、今年初めてのスイカだという声が多く、ここでも‟夏”を感じる事ができました。
ホール内の一角に、浜辺の雰囲気を少しでも感じて頂けるようにパラソルを設けました。
座って写真を撮ったご利用者は、 「海に来たんてなぁ、いいのぉ。」と話しておられました。
涼しい室内にて、ご利用者の方々は、それぞれの ‟夏”を満喫できたようです。 ☆彡
