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福井県鯖江市 社会福祉法人 東陽会

 介護施設 スタッフブログ です!

ことぶき荘(本館・従来型)

「もしも」の時に備え、消防訓練!

7月18日(火)ことぶき荘で、消防訓練を行いました。

ことぶき荘では年に2回、消防訓練を実施しています。

消防訓練とは、

①消火訓練 ②通報訓練 ③避難訓練です。



「訓練で出来ない事は本番でもできません。」

もしもの時にパニックにならない様に訓練の積み重ねは大切ですね。



防火扉を閉めて、火の手が回らないように!





本館の火災発生想定箇所からご利用者を避難誘導中!



避難したご利用者が全て避難集合場所に着いているか確認。



避難訓練後には職員による消火訓練を実施しました。

今回も鯖江・丹生消防組合の署員の方にご指導して頂きました。

簡単な様に見えて、実際の火災時はパニックになり、手順を間違えてしまう事もあるそうです。

ホースの先を正しく握っていないと勢いよく飛び出した消火薬剤(粉末)が顔に当たってしまうこともあり、

消火薬剤により呼吸困難や失明等の危険も起こりうるそうなので、簡単に見える消火活動にも注意が必要です。

署員の方からお聞きしましたが、消火器の噴射は家庭用の物で約20秒噴射できるそうです。

火災は場所にもよりますが、1分以内に消火できる体制が必要です。

2分半経過すると、炎が天井にまで達し、初期消火のレベルを超えてしまうそうです。

その場合は初期消火を断念し、直ちにその場から避難しなければならないと説明を受けました。

普段から、消火器を扱う機会はまずないので、こうした消防訓練で手順の確認や

個人が消火活動を行えるレベルを知っておくことも重要だと感じました。

ご利用者の安全を確保する為には訓練の積み重ねと

消防における知識も一人一人が身に着けていかなくてはなりませんね。

今回ご指導してくださいました、鯖江・丹生消防組合の署員の方々ありがとうございました。

2017/07/21