内部研修
高齢者施設のリスクマネジメント研修
東陽会では、月に1度、全職員を対象にした職員研修を行っております。
この月に1度の研修を東陽会では、『内部研修』と呼んでいます。
テーマは様々で、外部から講師をお呼びして研修を行ったり、職員自らが講師となり感染症対策の勉強会やグループワークを行ったりしています。
5月度の研修は、
あいおいニッセイ同和損保の藤田修也様
三和企画(株)の飯島良也様
を講師に、「高齢者施設のリスクマネジメント研修」を行いました。
前半では、『人は誰でも必ずミスをする』を大前提にリスクマネジメントの考え方を講義して頂き、
『ヒヤリハット活動』前にやるべき事故防止の基本活動、『施設の管理上の危険や利用者個別の危険等』について具体的な事故事例を交えてお話しして頂きました。
中でも個人的に、事故対処マニュアルの再チェックが印象に残りました。
誤えん発生時の対処で、救急車を要請するタイミングは誤えん発生から7~8分がリミットで、
救急車の平均到着時間は6分であり、誤えん発生から13分後の生存率は40%を切ってしまうそうです。
事故発生後は、素早い対処と判断が求められる事が今回、再確認されました。
後半では、4つのグループに分かれて、危険予知トレーニングのグループワークを行いました。
危険予知のイラストを見て、どんな危険が隠れているか、グループで思いつく限りの危険予測を出し合いました。
Bグループでは、自分の「鋭い感性」をベテラン職員が競い合っていました!📷( ゚Д゚)
今回のグループワークでは、他人が感じた危険予測から、「あ~そういう危険も考えられるな。」と、
それぞれが自分の視野を広げる良い機会となりました。講師にお越しいただきました、藤田様、飯島様、ありがとうございました。
2017/05/27
